Column
コラム
海外でのロケーションフォトをするとなぜ汚れや破れが多いケースがあるのか?
海外でロケーション撮影をされたウエディングドレスのクリーニングをご注文頂く事がありますが、そうしたお品物の中で裾周りの汚れが除去出来ない位の状態や破れたものをしばしばお預かりする事があります。
海外でのウエディングドレスの扱い方は日本のレンタル衣裳的な考えがあまりない為か、移動などでの裾周りのドレスケアに対応する感覚があまりないのかなとエリアによっては考えてしまいます。
除去出来ない組み合わせとしてシルクのウエディングドレスで海外の石畳やガーデン、岩場などで泥に代表される様な湿った不溶性汚れのシミがついてしまうと完全に除去する事が物理的に難しくなるケースがあります。
撮影スタッフへのドレスの扱い方の周知、ドレスと撮影希望の場所の生地との相性などを踏まえてのドレス選びなどをする事で、後々にご自分のドレスが持つ事の出来る選択肢の幅が価値高く広がると思います。