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Column

コラム

これからウエディングドレスを購入しようと考えている方へのアドバイス(Ver.3)

①次に必ずお譲りが成立する前提での予算組みはしない

 

委託販売のドレスを購入検討する方からたまに質問される事に「次はいくら位で売れるでしょうか?」とご相談を頂く事がありますが、お話をお伺いしていると「次に〇〇円位で売れる」という前提での差額を計算してそれが実質のご自身の負担額と想定してドレスをお探しになられているニュアンスを感じる時があります。

 

しかし、人気の有無に関わらず次にそのドレスが100%お譲りに繋げられる保証は個人でのお譲りや委託販売専門店含めてどのケースでもありません。

 

トレンドもさることながら、サイズ感や補正状態などの様々な要素の微妙な違いのトータルなポイントとお探しの方のタイミングが一致して初めて成立していく傾向があります。

 

この計算方式(必ず次にお譲りが繋がる前提)を踏まえてドレスを購入されますと、お譲りの際もなるべく使った予算を手元に戻したい為に通常よりも高めの設定で販売する傾向がありますが、設定を誤ると次につながる可能性のあるドレスでも検討者様が現れない事になります。

 

まずはご自分が纏いたい一着、そして「次にお譲りが成立しない場合でもこの金額までなら自分で出す事が出来る最大予算」を基準に候補のドレスをお探しになられるとよいかと思います。

 

新品をオーダーする際も「ブランド」力があったり高額なドレスが必ずしもイメージ通りにお譲りが成立するとは限りません。100万円近い人気ドレスだから次は70万円位で・・とはいかないのが現状です。

 

以前、とあるドレス(オーダーで100万円以上)をお探しの方から取り扱いの有無をお問合せ頂いた際に選択肢として次にお譲りが出来れば実際の支払いも抑えられるので新品オーダーも考えているという方がいらっしゃいましたが、そのドレスは高額ですが必ずしも購入検討者層が厚いドレスではなく、まだ挙式まで1年近く時間がありましたので「実際はお譲りに繋がりにくいドレス」という事をお話させて頂き、次にお譲りで戻ってくる予想の金額も踏まえての予算であれば時間はまだ十分あるので他のドレスも含めて検討し直した方がいいですよとアドバイスさせて頂いた事もあります。

 

(実際次に繋がる前提での予算のお考えでしたので、実状をお話させて頂いた所とても参考になったとおっしゃって頂きました。)

 

 

②新品オーダー時のサイズ調整打ち合わせ時の注意点とお譲り後のサイズ補正について

 

憧れのウエディングドレスを新品でオーダーする際、ほとんどのブランドドレスのオーダー品は既存のサイズベースからご購入者様のトップ、アンダー、ウエスト、ヒップを採寸してジャストフィットな状態にベースドレスを補正していきます。基本はサイズダウンでの補正となりますのでワンサイズ大きめのドレスをベースに調整する事が多い様です。

 

ドレスの補正方法は各社異なり、主に次の3つの方法に分かれます。

 

A)ベースドレスをつまむように内側に入れ込みながら補正ラインを縫うサイズダウン補正

  →利用後に簡単にオリジナルに戻せる一方、補正時は外側に補正のラインが生じます。

 

B)ベースドレスを一部開いて表、裏地などをサイズダウン分カットして調整

  →オリジナルの外観でジャストフィット出来ますが、元のベースサイズに戻せません。

 

C)ベースドレスを一部開いて表、裏地などを縫い代をカットせずに補正

  →オリジナルの外観でジャストフィット出来、ほぼベースサイズに戻す事が出来ます。

 

■もしも、新品を購入した後にお譲りなどを既にお考えの場合は「元のサイズに戻せる可能性」を残した方式を選択するのがお勧めです。補正打ち合わせの際に注意が必要なのは、BとCの方式が混在するドレスショップがありますので「縫い代を残すのか残らない方式なのか」は必ず事前に確認して下さい。Bでなければラインやバランスに影響が出てしまう場合を除いてはCの方式の方が幸せのバトンを繋げられる対象の幅が広がります。

 

■AとCについては元のサイズに利用後に戻せるので、次にお譲りなどが比較的成立しやすい傾向があります。お譲りや委託販売でAの方法は簡単に言えば糸で縫い縛る感じの方式ですので糸切りバサミ一本で簡単にベースサイズに戻す事が出来ます。Cについてはよくある方式は背中心のファスナー周りの生地を内側に詰める方法です。外観に補正ラインなどが生じないメリットはありますが、Aに比べて作業工程が多いのでご利用後にベースサイズに戻す際には実績技術のあるアトリエに依頼する事がお勧めです。但し、一度生地を開いてからの作業となりますので補正料金は通常より高額になる傾向がありますので事前に料金目安は確認して下さい。

 

■補正がベースサイズに戻せる仕様でも、生地によっては補正時の縫い跡の針孔が顕在化するものもあります。(シルクオーガンジー素材に特にみられます)

お譲りや委託販売でドレスを購入する際はそうした素材のドレスについては基本は現状の補正状態(=ベースサイズからのサイズダウン状態)そのままか、さらにサイズダウン前提でサイズ情報から購入を決めた方がいいと思います。

 

※因みに、次に繋がりやすいドレスのサイズはUS-4、続いてUS-2となります(当社取り扱いドレスからの実績より)。US-0はジャストオリジナルであれば先述の2サイズには及びませんが購入には繋がりますがそれ以下にサイズ補正されたドレスは購入に繋がりにくい傾向があります。US-0ベースで調整を行うドレスを新規オーダーで購入する場合はAかCの方式が可能であればその方がお勧めです。US-4以上のサイズは検討者層は狭くなりますが、市場に出るドレスも少ないのでタイミングが合えばすぐに決定する特性があります(特にUS-6)。
 

 

③サンプルセールだからといって全て価格相応の状態良好ドレスとは限らない

 

年に何回かドレスショップなどでサンプルセールと称したドレスの即売会を行う事がある様ですが、有名or高級店=全てが状態のよいドレスを大変お求めやすい価格で販売しているわけではありません。

 

基本は新品ではなく、よくあるパターンは「ディスプレイ品」「サンプルドレス」「ショーで利用したのみ」「レンタルアップ品」という表現のものがある様ですがそれなりに使用感があるものがお譲りなどよりも高額で販売されている印象があります。

 

サンプルセールで購入する際はディスプレイ品ですと全体がなんとなくくすんだ色合いになっている傾向があります。こうしたくすみは汚れやシミとは性質の異なるものなのでクリーニングしてもほとんど改善は出来ないとお考え頂いたほうがいいと思います。

 

くすみが改善できる例外としては素材がポリエステルかナイロンで構成されているドレスならそれなりなクリーニング方法で白さを戻す可能性は飛躍的に高くなりますが、シルク素材やレーヨンなどが多く使用されているドレスはクリーニング方法に制限があります。クリーニングをすれば元に戻るだろうという前提でサンプルセールドレスを購入するのは少し思いとどまってじっくり検討した方がいいと思います。(価格がお値打ちで、使用目的が撮影のみなどであれば購入でもOKかとは思います。)

 

試着利用のドレスは思った以上に生地にRemotion用語でよく使う「お疲れ感」を感じます。又、試着時に背中の部分を器具で挟んでフィット感を作る所のドレスですと、その挟んだ跡がキズ状の目寄れの様なものが背中心あたりに何ヵ所も生じます。背中がシルクオーガンジー系のドレスを購入する際は背中心の周りにキズが少ないかが状態のよいドレスを手に入れる為の要チェックポイントとなります。

 

レンタルアップ品はそれなりに使用&クリーニングを繰り返したものが多いので、価格はかなりお値打ちでご自分で許容範囲の状態であれば購入でよいと思いますが、価格が思ったより高くて補修跡なども何ヵ所かある場合はその場で購入は少し考えた方がいいかと思います。レンタルアップという事を知らないまま購入するケースもある様ですが、チェックポイントとしては背中の内側周りにタグ上の縫い付けを外した様な跡があるかどうか(レンタル時の店舗識別用のタグを付けていた場所)、または何やら識別用の記号がそのあたりに書かれていたり付けられていないかなどをチェックすると場合によってはレンタルアップの痕跡が分かります。

 

稀に「現品ストック品」と呼ばれるもしもの時に備えてとりあえず保管しているドレスが案内される時もある様ですが、それであれば状態は良好かと思いますが価格は高めかと思います。

 

サンプルセールで状態の良いドレスを想定内のご予算で購入し、そのショップのサービスをフルで受けられるのであれば新品を購入しないケースでも満足のいくドレスストーリーが創られるかと思いますので「とにかく冷静にドレスの状態をチェックして購入するかどうかを決める」事をお勧めします。

 

以上は「サンプルセールでドレスを購入する側」のお話ですが、次は「サンプルセールで購入したと思われるドレスをお譲りなどで購入する側」の皆様への注意点です。

 

サンプルセールで購入した方が「ファーストオーナー」と称してお譲りなどをしているケースを拝見します。

 

確かに購入者としてはファーストオーナーですが、やはり新品購入のファーストオーナー様のドレスとは状態が全然違います。表記の方法は基本的に嘘ではないのですが、「当方ファーストオーナー」と記載されているドレスを購入する場合は必ず「サンプルセールで購入したものかどうか」を確認される事をお勧めします。サンプルセールドレスは「良くて状態のよいセカンドオーナーレベルのものが一部あり、まあ大体は状態のよいサードオーナーレベル」からスタートしているとお考え頂きながら価格と状態のバランスを正直に申告しているオーナー様からご購入されるのがベストです。

 

個人購入の場合は最初の方に書いた「背中のキズの有無」「くすみ感」あとは多少の信用度とはなりますが付属アイテムにオーダーカードやブランドハンガーやカバーが付いているかも新品からオーダーしたファーストオーナー様のものかが判定しやすくなります。

 

付属アイテム類が絶対全部なければ新品ではないというわけではありませんが、少し「?」と感じた時にはなぜ新品にあるべき付属アイテムがないのかなどは高額なお買い物になるのですからちゃんと確認はした方がいいと思います。意外とサンプルセール購入だなと思うドレスはクリーニングでお預かりしている時でも見かけますので・・。

 

 

挙式&披露宴利用もお考えなら海外ブランドドレスの新品以外での購入であれば30万円~40万円前後の予算確保がお勧め。撮影のみなどの本使用以外の目的であれば16~18万円前後でご自身が出せる予算が理想です

 

これからご購入をされる方はドレスの購入予算をどのくらいかお決めになられているでしょうか?大体購入予算をどのあたりに設定するかでお譲りや委託販売のドレスの状態は大体見当が付く傾向があります。

 

まず、ドレス購入に向けてお決め頂くステップとしては利用目的が挙式&披露宴(前撮りも含む)利用か、前撮り等の撮影使用のみかのどちらかを決めて頂き、その後に予算を設定していくのがお勧めです。順番を逆にすると、例えば予算は抑えめで挙式&披露宴などにも十分出来るドレスを探す事がベースとなると結果として予想と違ったコンディションのドレスがお手元に届いてしまうリスクが増えます。

 

「販売価格も安く、そんなに良くない状態なども書いてなかったので購入したら実際は挙式や披露宴でとても着用出来るものではなかった」

 

そういったお客様からお預かりしたドレスの修理やプレス、染み抜きなどはこれまでも結構お預かりしてきました。とりあえずヴェラウォンのドレスの中でもよく売買が動くものでお譲りなどで購入した時にありがちな「想像と違ってよくなかったパターンの具体例」を何着か書きますと。

 

●ヘイリーの花びらがシワシワ&ササクレ度合いがかなりひどい

 

●バレリーナ、12709、オクタヴィアのチュールの破れた状態がかなりひどい

 

●Laraの左ホースヘアーの付け根の縫い付けが外れているor元と違う形で縫い付けられている

 

●脇周りの変色が目立つ

 

●リーゼルのシルクフリルがフニャフニャな状態

 

などが、購入時の情報と実際の状態が違っていたケースの代表例となります。このあたりを警戒する場合は販売価格がかなり低い時に気を付けた方がよいと思います。

 

バレリーナなら10万円未満、ヘイリー・12709・Lara・オクタヴィア・リーゼルなら16万円以下(前後)のものはラッキーな想像以上の良品に出会えるチャンスは基本的に少ないという事を前提に、価格の低いものにはそれなりに何か理由があるのだと考え、それが自分の中での許容範囲の状態かを受け入れて購入された方がよいかと思います。

 

※Remotionの委託販売ドレスでもそういった価格のドレスはございますが、使用目的に合わせれば十分利用出来るものを基本的にご案内しておりますので気になるドレスがございましたらお気軽にお問合せ下さい。

 

(以下、続く)


 

 

 

  

 

 

 

 

 

⑤次の購入で4人目以降となるドレスからはかなりの目利きが必要

(価格が抑えられていて状態良好のドレスに出会えるチャンスもあります。)

 

 

 

⑥会場決定契約前に、提携衣裳店以外でのドレス持ち込みの可能性も想定して「持ち込みの場合は利用2日前位に搬入出来、ドレスカバーを外しての吊り下げ保管対応を本人不在の場合は担当者がしてくれる」確約を取る

 


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