モデルの近藤千尋さんが実際の結婚式の時にワタベウェディングとのコラボで製作したオリジナルウエディングドレスを市販化したのがこの「CHIPI DRESS」です。

 

スカート部には柔らかすぎず適度にカチッとしたチュールを使用したボリューム感のあるプリンセスラインのウエディングドレスです。

 

トップスはシルクを使用した細かいドレープデザインでラインの表面に細かい立体感を表現している為、光の当たり方によってそのドレープが様々な表情の変化を魅せてくれます。リゾートウエディング仕様のウエディングドレスで好まれる陰影や光の効果はスパンコールや刺繍、柔らかい素材がたなびく動きと連動されるイメージが多くのドレスに感じられますが、CHIPI DRESSは使用素材によって独自に創り出されたオリジナリティが上手に自然と溶け合った表情を魅せてくれているのを近藤さんの写真を見ていて感じました。

 

チュール（ポリエステル）とシルクという素材の組み合わせの場合は、ドレスの使用状況などによっても変わりますが時にスカート部分とトップスの部分のクリーニング方法を変えながら作業を進める事が必要な場合があります。

 

ワタベウェディングの創り出すドレスの数々はどのデザインも縫製がしっかりしていて、生地や刺繍、スパンコールなどの副資材が統一されたロットの中でしっかり管理されているのがクリーニングをお預かりする立場でも十分伝わってきます。メーカーさんが丁寧に作り上げてきたウエディングドレスを隅々までしっかり理解しながら、通り一遍なクリーニング工程による油断でまさかのトラブルを起こさぬ様、いつもお預かりするウエディングドレスに対して一点一点真剣に向きあいながら対応させて頂いております。